【岡山】新見市「健康の森」・御殿町ウォーキング
今回のウォーキングは、岡山県新見市にある、総面積約250ヘクタールの広大な、
「健康の森」。
岡山県が新見市に整備しているネイチャートレイルです。
●素朴な管理棟(ビジターハウス) と
●ふれあい広場
4.5ヘクタールの広々とした芝生広場、
●ネイチャートレイル(森)
という簡潔な公園です。
まず広々とした駐車場に到着。
管理棟へ行き、素朴な管理人さんにウォーキングマップを頂きました。
ネイチャートレイルコースは三コースあり、
1.1kmから3.4kmまで観察する目的に合わせてあります。
人口湖・水辺広場のあるコースや自然そのもののトレッキングコースなど。
その中から、
多種の植物観察ができる『もやいの森』約2kmのコース へ。
11:30 スタート。
まずは春を呼ぶ花のお出迎え。アテツマンサク。
紙の原料となるミツマタの木。
コースに入ってすぐには小さな石碑が。
昔からこの森で生活していた人々のぬくもりと、厳しい自然の中で森や家畜を大切にしていた心が伝わります。
ハシバミの枝。
さあ、山の中へ!!!
最初は、大きな葉のクマザサが斜面を覆っている道を登ります。
足元は落ち葉がたくさん積もっているので
滑らないように注意。
たくさんの落ち葉は、この森が豊かな森ということを表しています。
しばらくクマザサと落ち葉の道を歩きます。
12:00
頂上付近で一旦休憩。ストック持ってきといてヨカッタ~
そして尾根ルートをとり頂上へ。
クマザサと杉の林から一変、頂上は広葉樹の森でした。
そして、またキレイに枝を払われた杉林の中の道を抜け、
広葉樹の道へ。
スタート地点に戻って、
12:56ゴールです。
そして芝生広場で、休憩。
広大な自然の中で、管理人さん以外誰とも出会わず自然と対話する贅沢な気分を満喫~。
トイレ、水道、自販機有り。食事施設なし。
ネイチャートレイルコースには、視覚障害者用コースもありました。
その後、市街地の
新見藩御殿町へ。
江戸時代元禄10年(1697年)に初代新見藩主、関長治侯によってつくられた、1万8千石のまち。
元禄時代には、城は造れない時代だったので、
御殿(官邸)を建て、そこで政務を執ったとのこと。
それでこの地区を新見御殿町と言うそうです。
まずは、ガイドマップの表紙にもある
三味線横丁へ。 (全国路地100選?)
元料亭 松 葉さん
明治から昭和30年頃まで料亭として。明治26年の建物。津国屋の四軒長屋だった二軒分を明治末頃に華やかな料亭として改築。
当時は、端唄・小唄・都都逸と、粋な人の集まる料亭。だったそうです。
かわいいお雛様が。
この三味線横丁歩いて2~3分?くらいです。お見落としなく!!!
田原屋 さん
明治時代の建築物。なまこ壁が印象的です。
津国屋 内蔵(倉庫)さん
札座、鉄問屋、造り酒屋、町名主をしており、藩指定の六問屋の一つ。
文化11年(1814年)の建物。
津国屋内蔵に当時津国屋で使われていものや、一間半七社の神棚、酒蔵の鬼瓦、山田方谷の手紙等が展示しているそうです。
新見御殿町センター
この、新見市御殿町は、
当時かなりな社交場の町として栄えていたのだろうと思われる建物が
多少は残ってはいるのだが、
町並み保存の出だしが遅れたのか、
通りには往時を偲べる建物の大半が失われている印象を持ちました。
とても残念ですが仕方の無いことなのでしょうね。
帰りには、立ち寄り温泉、桃太郎温泉へ。
詳細は、【温泉】いい湯だね!! へ。
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健康の森管理棟
岡山県新見市神郷下神代2503 電話0867-96-3499
新見市観光協会
http://niimi.gr.jp/course/
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